2014年6月9日月曜日

ZBrushの初期設定とカスタマイズ

今回はZBrushの初期設定、カスタマイズについてです。

まずZBrushを始める上でまず変更すべき項目はPreferencesのMemの項目です。ここを変更することでZBrushのパフォーマンスを向上させることが出来ます。
この中で重要なのはCompact MemとMaxPolyPerMeshの値です。

・CompactMemはZBrushの割り当てメモリの値で32~4096まで設定することが出来ます(4096で4GB)
・MaxPolyPerMeshは表示出来る最大ポリゴン数です(50で5000万ポリゴン)。

設定を変えた後はPreferencesのConfigの中にあるStore Configを押すことで現在の設定を保存し、次回起動時から保存した内容で起動することが出来ます。UIを変更した場合なども必ずここのボタンを押します。
次にUIのカスタマイズについてですが、カスタマイズをするにはPreferencesのConfigの中にあるEnable Customizeを押します。
これでカスタマイズ可能な状態になったので、まずはよく使うブラシやツールを登録していきます。
登録したいブラシの上にカーソルを持っていき、Ctrl+Altを押しながら空いているスペースにドラッグします。
するとブラシが空いたパネルに登録され、アクセスが簡単になります。他のツールも同様の方法で登録することが出来ます。
カスタマイズが終了したらEnable Customizeのボタンを押し、非アクティブの状態に戻します。そして前述のStore Configを押すことで次回起動時からも同じUIで起動することが出来ます。

ただドキュメントサイズに関しては設定方法が異なり、これはDocumentの中のSave As Startup Docを押すことで保存することが出来ます。

■さらにZBrushはカスタムUIを複数持つことが出来、PreferencesのConfigの中にあるSaveUIで保存出来る.cfgファイルをC:\Program Files (x86)\Pixologic\ZBrush 4R6\ZStartup\UserInterfaceLayoutsの中に入れることで↓のユーザーインターフェイスレイアウト切替ボタンを押すことで複数のUIを切り替えて作業することが出来ます。
ちなみに私のUIは現状ではこのようになっております。
最後にショートカットのカスタマイズですがこれはツールの上にカーソルを合わせ、Ctrl+Altを押しながらクリックした後、割り当てたいキーを押すだけです。
この時にHotKey Note: Cutom hotkey assigned successfully.とメッセージが出れば完了です。

割り当てが完了した後はPreferencesのHotkeysの中にあるStoreを押せば次回起動時から変更したショートカットで作業することが可能です。

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